一握の弾丸（いちあくのたま）

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書こうか書くまいか悩みましたが、ここはわたくしの心の拠り所。日記帳なので記録しておきます。

昨日の朝、友人が他界しました。
わたくしと同じ、41歳でした。

『最高〜!?』が口癖で、誰からも愛される人なつっこいキャラクターで友人もたくさんいました。
皮肉屋で人見知りのわたくしに、少しは社会性を付けてくれたのは彼でした。
わたくしがバイク事故で内臓を潰し、右膝から下を切断するかも、と言う時
夜中に病院に飛んで来て、少しだけでいいから面会させてくれ、と看護師さん達と押し問答したり、
リハビリに付き合ってくれたり、とにかく山ほど、お節介にも程があるほど、『ありがとう』って言い切れないほど、助けてくれました。
ある日、ケガの後遺症でリハビリが思うように進まず、彼には私の顔がよほど深刻そうに見えたのか、こんな事も言いました
『死んだら仲間じゃねぇ!!』
その時の彼の気持ちは真逆でも、鬼気迫る彼の気持ちに、『絶対にやってやる!!』って鼻水たらしながら答えたわたくしに
『ははは・・・スゲー顔っ最高!!』って、その『最高』をこれからも、いつまでも、聞けるんだと勝手に思ってました。
今度は形勢逆転ではないですが、わたくしがお節介を焼く番だ、あれだけハッパかけられたんだ、やりかえしてやる。
でもね、ごめんね、キャラが違うのか、そのスキルがわたくしに無いのか、お見舞い行っても、逆に心配されて、お節介焼かれて
結局、どっちが病人なんだかわからないくらい、こっちが話し聞いてもらって笑わせてもらって、何も出来なかった・・・
わたくしは自分に出来る事を考えて、今後の事くらいしか言えなくて
『治ったら、一緒にやりたい事があるんだ』といつか一緒にサバゲーやってみたかったから
でもいつも決まって『何？怖えな お前の持ってくる話しにロクなモンないじゃん。でも、いいよ。乗っかってやるよ 最高〜!!』って言って笑ってくれて

最後にこてっぽさん（仮）に逢いたがってたね、ヤツもさみしいと思うよ、飼い主以上になついて、いつもそばにくっついてたしね
収拾がつかないからここまでで止めよう
『死んだら仲間じゃねぇ』は お前さんの言葉で、真意じゃないから、受け売りはしないよ 珍しいだろ

お前さんはずっと仲間だ 今までもこれからも