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Posted by ミリタリーブログ at

2013年05月13日

ヒールのヒーリング

世には"悪党"と"悪役"がいる。
受け手からの視点から見れば、どちらも同じような印象を受ける。
しかし、本質的な部分では行って帰ってお釣りが来るほど違う。
"悪党"にも解釈が幾つかあり、必ずしも悪とは言えない場合もあるが
世間一般の取り方に照らして言うならば、悪い事をする輩みたいな立ち位置ではないだろうか。
片や"悪役"になるとニュアンスが変わってくる。
役どころによる悪者なので、本来の悪では無く、ヒトを楽しませる事であったりヒトの為だったり。
どちらも共通しているのは
『恨みを買う』って事だろう。
ある者の成長を促す為に、あえて辛く当たり、反発され…最終的に目標に達した時
その者が悪役の苦悩・ありがたみに気付き、感謝を述べる…
出来過ぎだ。

現実は映画やドラマとは違う。
悪役の労に気付き感謝できるニンゲンは少ない。
また、今まで辛く当たった者を『そうでは無かった』と脳ミソが分かっていても
それを寛容に許し、感謝を当人に述べられる程"出来たニンゲン"をわたくしは知らない。
大抵は心の隅っこで小さく会釈して終了ではないだろうか。

わたくしは中間監督職だ。
『嫌われてナンボだ』
『仲良しゴッコじゃ給料出ねぇぞ』
よく聞く話しだ。だが、本当にそうだろうか?
お友達感覚で仕事をするのはナシだ。それくらいはわたくしだって分かる。
悪役を演じる事でしか"何か"を伝えられないのは、あまりにも余りにもではないだろうか?

わたくしは優秀なサラリーマンとは程遠いが、何がオカシくて何がオカシくないか位は分かるつもりだ。

『甘い奴だ』
他に手は無かったのか?そう、問い質したい。

悪党っぽく撮影(笑)

ただの酒呑みだな

まだまだ、これから…  

Posted by てっぽさん at 23:00Comments(4)ショート・ショート