一握の弾丸（いちあくのたま）

今日は 至極 私的な話しです
日記代わりなので 記しておきます

今日 お昼 祖父が急逝しました
90歳でした
第二次世界大戦に従軍し
戦後の混乱の中 必死に働き
晩年は肺気腫と闘い

静かに 眠るように 逝きました

会えば いつも戦争の話しをしてました

『南方の激戦の中で見つけた 野生のバナナが旨かった』
『弾が無いから 「戦略的後退」と称して 3日3晩 島中逃げ回った』とか
戦争の生き証人として 祖父は色々な話しをしてくれました

『あんな思いは 俺らだけで十分だ』
遠い目をして 良く言ってました

あれから 何十年 日本は平和を カタチだけでも守ってきました
祖父たちが足掛かりとなり 築いた 平和を わたくしたちが守っていかなければ
祖父の『あんな思いは…』は報われない と思います

祖父の冥福を祈ると共に これからも平和であるために 何が出来るか考え続けて行きたいと思いました

桜吹雪に見送られて 旅立つなんて

じぃちゃん やっぱりあんたは伊達者だよ