一握の弾丸（いちあくのたま）

わたくしが骨太な漢(おとこ)かどうかは置いといて、よく「男臭い」外見とは言われる。
本日はそんな話し。

わたくしは酒好きだ。自他供に認める、ライトアル中だ(笑)
辛い酒が好きだ。甘い酒は呑まない･･･はずだった

我が家では親しい友人達と年越し会なるイベントをやる。ほぼ毎年やっている。
様々なジャンルの酒が一堂に会し、さながら大型ショッピングセンターの酒売り場だ。

しかし、毎年、必ず余るのに山ほど購入する酒がある。

"アマアマ缶チューハイ(笑)"

面白そうな感じなので購入するが、誰も呑まない。
結局、解散時に皆に押し付けるのだが、今年は残ってしまった。
いつまでも冷蔵庫に鎮座するヤツらにわたくしは無視を決め込んでいたが、今日に限り口開けのビールが無い。
以前にも書いたが、わたくしは出不精だ。ビールが無ければ、ポン酒なりを呑れば良い･･･が
こんな日にツマミはチーズだサラミ。

わたくしはすっくと立上がり、アゴヒゲを撫でた。
『食わず･･･いや、呑まず嫌いは良くない』

そして、アマアマ缶チューハイのひとつを手に取る。

『何ナニ･･･ネクターかぁ･･･』

喉を叩い滑り行く乳白色の液体、わたくしは刮目した。

『う、旨すぎるっ‼』

ダンディズム。大いに結構。しかし、良く考えたら、わたくしは甘党。
この味に納得しないワケは無い(笑)

いや、いいんじゃないですか？美味しゅうございましたよ。

しかし、その後のポン酒が捗らない、と言う弊害が発見された(笑)