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Posted by ミリタリーブログ at

2012年07月06日

僕はあの森で本当に見たんだ。(温泉編?)

いつの間にか車は停止していた。何を仕出かすか解らない【禁則事項です】な集団に拘束され、もう何時間経つのか?
あれ以来、誰一人言葉を発する者は無く、20年以上働き続けた車の苦しそうなアイドリングだけが響いていた。

『あ、あのぉ・・・』たまらず言葉を発したが、それを制止する様子は無い。しかし、吐息のかかる距離に複数のニンゲンがいる事は、このわたくしにも分かった。

バサッ!! 急に南国気分の香りがする麻袋は剥ぎ取られ、めまいがするほどの光が襲い掛かってきた。 やがて目もなじんでくると、そこは常識など微塵も感じさせない、おぞましい光景がひろがっていた。
上半身裸でテカテカにオイルを塗った男達が腕組みをし、こちらを食い入るように睨んでいる。

『あのぉ』 フェザータッチで暴発しそうな精神状態の中で我ながらベストなセリフを吐いたつもりだったが、まるで「ここだ」と言わんばかりに、アカデミー賞級のセリフは、ある男の言霊によって掻き消された。

『いいぞぉっ!!筋張ってしっかりしてきたなぁ!?カッチカチに絞って鍛えまくれ!!』屈強な肉体の男はメガネの2人に叫んだ。

元々、細見の身体は明らかに筋肉の陰影が以前よりも増し、ここに至るまでの記録を身体に書き記したかのようだった。
しかし、鍛えられた身体そのものより、やはり目が行ってしまうのは、二の腕にクッキリとついた「フィンガーチャンネル」だった。
いろいろな意味でいたたまれなくなり、目線をそらすと、今度は鍛えられた事による「肉体の変化」と言うより。むしろ「別のモノに変形した」という形容がふさわしい坊主頭が、まるでそこに何も無いかのように、こちらを眺めていた。

『なるほど、ドM-1GPのスコアの違いはこんなところにも出ているのか』 素直に関心していると。
明らかにヒョウ柄のランジェリーを「変態仮面」よろしくバラクラバのように被った男が詰め寄ってきた。

『貴様は逃げるのか!! 今朝まで呑んでたのかっ?どうなんだ!!』

えっ?これってデジャビュ??どこかの森で・・・もう、だめだ。頭がオカシくなりそうだ。目の前にひろがる光景と言葉責めで、不覚にも気を失ってしまった。

気が付くと、もう二度と戻るはずの無い部屋にいた。そこにはわたくし以外、誰もいなかったが、部屋にはギリージュートが散乱し、官能的な女性のトランプ、なぜかメガネのつる。しかも色違いが2本、秘蔵DVDの出演者の年齢がグッと上がったモノに取り替えられていた。
やつらは何もしないで引き上げたが『いつでもお前を見ている』という強烈なメッセージがそこにあった。
窓に駆け寄り、階下を眺める。乱暴にどどめ色を塗られた平成元年式ハイエースがゆっくりと去っていくのが見えた。
よし、何をすべきかは解った。あとはわたくしがヤルだけだ。


もはや、ドM-1GPは関係ない気が・・・

セピアに染まる、メモリーoh !!

● ●  ●   ●    ●

と、まぁ長々とお付き合いいただいた。夜の連続ミリブロ小説も無事に終了しました。主人公の幸多からんこと祈るばかりですが
、現実とのパラレルワールドの事なので関わらないほうが身のためです。

さて、毎回 『ドM-1GP』の後でやっている反省をしていきたいと思います。

まずは---良かった点---

1、森マーパッツ(今、考えた)ほどではないにしろ、一応トレーニングの真似事はしているので、息切れや体が動かないなどの症状は出なかった(マーらなかったし)

2、前回、トレッキングシューズで挑んでエラい目にあったが、レプリカとはいえブーツのおかげで移動は雲泥の差でしやすかった。欲言えば、ホンモノのブーツがほしい・・・

3、「三代目森蔵」のデキはそこそこ良かった。ほんの気持ちホメられた気がする。

以上・・・3つしかない。

んで---悪かった点---

1、移動が遅い。普段、歩かないようなジャングルだったとはいえ、遅い。もっと歩き方、走り方を研究する余地あり。

2、索敵できない。匍匐している相手や潜んでいる相手を見つけることができなかった。 立って歩いている人以外見えなかった・・・

3、行動に移るまでに迷いがありすぎ。対処もいまいち、しかも安直。

4、などなど、挙げればきりがないので大よそ、コノくらいにしておこう。

良い点の1、は完全に自己マンですねぇ、結果が全てを物語っています。つまりトレーニングは足りていない。『増やす』で解決。
2、大した物ではない(レプリカの偽者?)なのに、この違い。楽だ、地面と仲良しになった気がする。本番前に履き込んでナラシたお陰だな。まぁ『手間は惜しむな』って事で。
3、ただし、改良の余地あり。調色が適当に見える。もちっと色味を変えるとしよう。まだ少し厚ぼったいので、全体にではなく必要な部分と要らない部分のメリハリを付ける。

悪い点1、良い点の1、と何やら因果関係がある気がする。持久力は若干付いたが、トルク不足だな、だから早く動けない。やはりトレーニングの増強でいくしかない。
2、は経験不足もあると思う。今年はとにかくゲーム出て、人間が隠れている"画"を脳ミソに焼き付けていく事が思いついた対策。
小さい双眼鏡を持っていったが、ゴーグル越しではあまり役に立たない。目、耳、鼻をゲームに役立つ仕様に向けていこう。
3、も同じく経験不足だ。スタートしてから、最速の敵が眼前に来るまでに結論を出せるようになりたい。『え~とう~んと』なんてやってるから、開始3分で戦死する。即断即決。しかも間違えは許されない。
4、いろいろあったな。まず、デカイのは、せっかくポイントをいただけたのに間違え記入したって事。これは全てに言えると思う。テンパリ過ぎだ、即断即決しかも確認を怠らない。これをクセ付けしよう。
落し物もあったな。ダメさんが奇跡的に拾ってくれたが、あんなジャングルでバトラーキャップなくして出てくるなんて、感謝だけでは済まない。それよりも外れるような固定のしかたをヤメロ。自分で回収したが、装備品が外れるとか、ギャグのようだったな。身の回りを全チェックだ。
他にもあったが、全部書いちゃうとコッ恥ずかしいので、こんなところでご勘弁。これらを次回までにどこまで詰められるか?

と、まぁ今回はノーポイントだったが、楽しかったは事実です。普段のコンクリートジャングルを抜け出し、リアルジャングルでの本気の遊び。
次回までに【禁則事項です】な漢たち(おとこたち)に一泡吹かせるくらいに・・・たぶん泡じゃなくて、違うもの吹くんだろうなぁわたくしの方が!!


引っ張りまくった理由は他にネタが無かった。てのもアル
明日からの事を考えると、あの平成元年式ハイエース(どどめ色)に飛び乗るべきだったのかも知れない。


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:22Comments(4)ショート・ショート