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Posted by ミリタリーブログ at

2012年08月29日

すすめ、いとしい風よ

野外戦と勝手が違い少々消耗した。要はオッサンの燃料が尽きかけている。が、運のいいことに昼休みとなった。
わたくしはすかさず用意した「ウィダーインゼリー」を貪る。これで2時間はもつ・・・はず。いつぞやのように"マー"らなければだが。
フィールドのとなり、シューティングレンジではフリーダムアート主催の練習会が行われていた。知り合いがいるとの事でコネを使い、ハンドガンの基本的な持ち方を教えてもらえる事になった。

わたくしは素人だゲームを始めてから半年ほどだ。しかし、良き人達にめぐりあう事でいろいろを短期間で教わる事ができた。
身についたかどうかは本人次第なので、ここではあえて触れないが、長物の扱いに関しては蒼々たる方々にご教授いただいたので、それなりに自信があった。故にハンドガンはおろそか、というより気にしたこともなかった。その道のプロに教えてもらえるチャンスだ。と勧められても最初は断ったくらいだ。うながされ隣りのレンジへ行くことにした。
白髪の物腰の柔らかな方がわかりやすく、丁寧にコツを教えてくれる。なるほど「目から鱗」だ。しかも「長物」に通じるモノも見つけた。
またひとつ課題が増えたワケだが、これは楽しみな課題だ。自分のモノにできるようにしよう。またひとつ感謝

ちょっとした事だが、知ると知らずでは雲泥の差だ。

記念撮影も終わり、昼休みが終わる。いよいよ「エアコキ戦」だ。今回はハンドガンだけでなく、ソースがエアコキならば全てokという、言わばエアコキの「満漢全席」 ゴージャス仕様なのだ。参加は自由だが、当然参加する。
午前中はM1014をメインで使ってきたので、ここはひとつ「スペ太くん」・・・ではなく、「なんちゃってマグプルショーティ」を使うことにする。参加者にエアコキを貸し出す、主催の仮免氏をよそに残りの2丁のショットガンを貸し出そうとわたくしも声を掛ける。
すると、若者がひとり名乗りをあげてくれた。お礼のキスの代わりに操作説明と予備マガジンをありったけ渡す。後継者はできた、あとはわたくしの命ある限り道を拓く。
スタートのサイレンが鳴る。"脱穀機"目掛けてダッシュする。ソウドオフされた短い全長、軽いコッキングにさらに操作感の良いAGF、先台のレイルにフラッシュライトも装着した。まさに"完璧"と言える、インドアアルティメットウエポン「なんちゃってマグプルシューティ」だったが、組み込まれた"ラピッドファイアーシステム"にまかせ「シャコシャコシャコ・・・」とポンプしていたら・・・

「バキッ!!」手元から聞いたこともない破砕音。そして勢いよく吹っ飛ぶ左手。

そう、AFGごと先台はもげてしまった。しょせんオールプラの安物、耐久性に難アリなのに削り込んで取り付けたAFG。モゲて当然だ。

エアコキ戦も華々しく終了し、おのおのセフティーへ戻る。わたくしは泣きたい気持ちを隠し、「なんちゃってマグプルショーティ」をケースの一番下に隠す。『すまん。後で必ず復活させてやる。』ココロに誓っていると。

『ありがとうございました。凄く楽しかったです』 そう、貸し出したショットガンを返しにきた若者の目が輝いていたのだ(少なくとも、わたくしにはそう見えた。いやっ!!間違えない。)
そうだ、もう世代交代なのだ。彼が「ショットガン道」を護ってくれる・・・のか?

通常戦に戻る。満を持して「スペ太くん」を掴む。 『待たせたな』 スタート地点に力強く、歩を進める。・・・が、あれだけいた(2人)スナイパー達はハンドガンを持っている。
え~っ!!ひとりだけだとちょっとコっ恥ずかしい気がする。いや、ここで芋を引いてどうする?やる事はひとつ『狩る』だけだ。
スタートっ!! 長い、もの凄く長い。こんなに長かったか?というほど長い。不慣れな状況に不似合いな装備。先ほどと違いダッシュは出来ない。仕方なく、後方に位置し前方で交戦している仲間のバックアップにまわる。
バリケードの端、少しだけ身体が露出している。レティクルから距離を測り、いつもの祈りを呟く『すまん』
「フスッ」 インドア用に改良を加えたサプレッサーは予想以上の制音が効いている。薄暗いインドア、しかも焦げ茶色の専用弾。
弾は見えないがわたくしにしか解らない弾道がはっきりと見えた。
『ヒット!!』 まず、ひとり。その奥にわずかに見えるもうひとつの影。次弾を装填、丸く切り取られた世界から影を追う。
こちらには気付いていない・・・『すまん』人差し指が奏でる。「フスッ」
『ヒット!!』 よしっ。
しかし、前衛があえなくダウン。津波のように押し寄せる3人の敵影。スペ太くんでは無理だ、緑ヲリャを掴み応戦する。
敵うか!!あえなくダウン。しかし悔いは無い1ゲームだった。

今、ふと気付いたんだが、このままいくとさらに続きそうなので、ここらで区切ろうと思う。いいゲーム、ダメダメなゲームたくさんあったが、これは参加された皆さんとわたくしだけの思い出と言うことで。

途中、貴重な経験をした。「クレイモア地雷」と「モスカート」を体験できた。しかもゲーム中ではなく、わざわざ撃ってもらったのだ。
10名近い「アホな勇士達」と一列に並び、我々はミンチになった。これは痛さより笑劇的だ。ぜひ皆さんも喰らう事をお薦めする。

これから「ニンゲンミンチ」なる輩たち。ドキドキがハンパじゃなかった。

始めてのインドア、3回目の若葉会。高揚した気分を落ち着かせるように駐車場でひとしきり話しをしていた。実に爽やかなひと時だった。
戦友たちよ、また逢おう 次はハンバーガーヒルでボクと握手!!

J'ai trouvé un trésor.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:41Comments(7)ゲーム参加