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Posted by ミリタリーブログ at

2012年10月31日

『俺は英雄なんかじゃない。これまでも、これからも』そらそうだ

今日はハロウィンだそうだ。そもそも、ハロウィンて何だ?ggrksは無しだ、答えは求めていない。
いつの間にかやってきて普及し始めている。・・・いる?
クリスマスやバレンタインなど、本来の意味を持たない行事が跳梁跋扈している世の中だ、それほど驚きもしない。
ただ、仮装なんて・・・ちょっと楽しそうじゃないか。

いささかシンプルに行く。なぜって?

首が回らないからだよw

仮装・・・コスプレ・・・悪くない。 ただ・・・お前はどうなの?

いつだったか、すっ転がって、左手の指2本持ってがれた時だな・・・

そのうち、こんな恰好でゲームに・・・ウソだよ!嘘だってば・・・。

Tout de toi risquez la mort et aimez un festival.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:22Comments(0)筆まぶし

2012年10月30日

これから古い友人を夕食にね・・・。

何年ぶりだろう。わたくしは今、天井を眺めている。意図して無駄に過ごす時間は、こんなわたくしでも意外に少ない。
しかし、こうして"ただ、なんとなく眺めている"行為は無駄ではあるが、避けて通れない状況を意味するものでもあった。

わたくしはしつこいようだが夜勤だ。就寝時間はまちまちで、わたくしと古くから付き合いのある人物でも、
いつベッドに入っているかを知るものは殆どいない。それは幸いでもあり不幸でもあった。
少ない睡眠時間から得られるだけの糧を最大限高めるには「質の良い睡眠」であるが、わたくしは一度眠ると死んだように眠る。
大抵の事では起きないのだ。そう、時間の長短に限らず得るものを得るには、深い眠りこそが最大の妙薬というわけだ。

この日も"ドロのように"眠っていた。電話が鳴ろうが、メールが来ようが、普段なら我関せずを決め込み、与えられた時間を享受する。
しかし、"少年の心を持った中年"は今度の日曜に誘われた定例会への参加が、どうしても心の隅に出来た口内炎のように気になっていたのだ。
そうなると睡眠の質は低下する。ちょっとした物音、気になる事象。遠足前の子供よろしく、ウトウトしては起きだし、またベッドに戻るを繰り返すのだった。
しばらくして、また夢の世界へ向かう。心穏やかな彼方へ・・・

・・・!・・・!!プルルプルルッ!!誰だ?!ひとの夢の中でメタルギアやってるヤツは?
あの有名すぎる無線の音は緊張感を高めるには最適な音だ。しかし、ここはわたくしの夢の中。穏やかでいてもらいたい。

しかし、尚もキャンベル大佐は無線に出ろとsendしてくる・・・いい加減あたまに来た。

『大佐っ!いい加減にしろ!!』  グギッ・・・何かが音を立てて壊れた。

キャンベル大佐からの無線はわたくしのメール着信音だった。内容は・・・しごくプライベートなのでいいだろう。
天井を仰ぎながら携帯を閉じる。そこで自分の異変に気が付く・・・。

うむ、寝違えた

近年、稀に見る見事な「寝違え」だ。痛いと言うより、動かないのだ。・・・そう、それが冒頭の状態なのだ。
小一時間ほど経過しただろうか。わたくしはまるで平均台を歩くように頭の重心を傾けないように心がけ一歩一歩踏みしめた。
ようやく書斎に入り、日曜のためにやっておかなければならない事を少しでも片付けようと努力をしたが・・・徒労に終わった。

こんな感じに分解できれば楽なんだが・・・

こいつも重症なんだがなぁ・・・

Aime un cauchemar.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:24Comments(4)ショート・ショート

2012年10月29日

もう、お前たちの時代だ・・・。

家族サービスである(江田島平八 風)
たまにはこういった事をやらないと円滑な趣味ライフが送れないのは世の常、必然なのである。
娘とその友達が数人、キッチンで『あぁでもない。こぅでもない』と小麦粉を拡散させながらはしゃいでいる。
作務衣に身を包み手ぬぐいを被った、蕎麦屋モドキのわたくしはカウンターの端でビールを呑みながら次の指示を待った。
徳川家康が江戸に幕府を開き、慶喜がそれを閉じるまで、いくばくかの時間を要した。恐らくソレより遥かに短い時間であったと思うが
わたくしが感じた時間はソレを遥かに超えるほど待たされていた。いい加減ビールも呑み飽きた。もうスコッチやらワインやらを呑んでもバチが当たらないんではないかと思い始めた頃。一番元気の良い子が大きな声でこちらに向き直った。
『おじさんっ!!コレを耳たぶ位の硬さになるまでコネてください!!時間は20分以内。いいですねっ!!』
ハートマン軍曹ばりに怒鳴られ『サー!!イエッサー!!』と応えるべきか悩んだが、たぶんクスっともされないので『はいよ』と応えた。
そこにはレシピとはかけ離れた、一度に全てを盛り込んだボールが存在し、「ゼッタイに完成品はクッキーにはならない」予感がわたくしの中で渦巻いていた。
開始してからどの位時間が経過しただろうか?両手をふさがれ、もはやビールどころでは無くなっている。秋とはいえ良く冷えた材料をコネるのはつらい。
どうせ失敗するなら、こんなモンでいいんじゃないか?おっさんには理解できない世界が娘たちの周りに結界を作り、わたくしはカヤの外でコネ続けた。
『もう、いいわありがとう』女ハートマンはわたくしからボールを奪い取り、代わりにタオルをくれた。思ったより気が利いている。
わたくしはカウンターに戻り、すっかりぬるくなったビールを呑み干し、かわりにホットカンパリを興じた。
『きれいな赤ね』女ハートマンとは別の子が興味を示した。『それおいしいの?』不味けりゃ呑まない。とは言えないので
『ふふん。オトナになったら解るよ』とちょっとだけショーン・コネリーを意識していってみたが・・・『でも、おいしくなさそう。色だけね』・・・別に悔しくないもん的に返されてしまった。(生意気な)
オーブンシートに思い思いのカタチをした"クッキーになるといいね"生地が並べられていく。サイケなカタチから定番のハート、わたくしは男兄弟だったので、実に興味深い。
女ハートマンがなにやら紙に計算を始める。『書いてある分量とココとソレが違うから・・・焼く時間は・・・』
ほう、アレンジか。しかし、お菓子作りは精密な計量と作りこみがモノを言う。ここまで来てそれはどうかと思うが・・・。
加熱されたオーブンに投入を任された。これでわたくしの任務は完了だ、心置きなく呑めるワケだ。
関心なことに女ハートマン以下数名は洗い物を始めた。小さな・・・身長は嫁殿より大きな子もいる。最近の6年生はデカイな。
まぁ小さなお母さんとしておこう・・・彼女たちは意外にテキパキと片付けを終え、リビングにて完成を待つ間、談笑していた。
アイドルの話しやら、時折り『おじさんは耳ふさいでて!!』と内緒話しに花を咲かせていた。
なんだよ、もう世代交代かぁ。男の子はあんまり変わってないようだが・・・。

ピピッ!ピピッ!!オーブンが完成を知らせる。黒コゲとか何だかワカランモノとかを期待してしまう捻くれモノなわたくし。
ピギーを手にはめ、オーブンから皿を取り出す・・・見た目は普通だな。ツマラン。

女子たちはキャッキャ騒ぎながら出来栄えを称えあっている。たまにはこう言ったサービスも悪くない・・・と、目の前に女ハートマンが。

『おじさん手伝ってくれてありがとう。みんなからお礼です』ちょっちょ~オッサン間違って泣いちゃうかもしれないぞ!!
不恰好だが、輝く宝石のように見えてきた。娘たちの努力に乾杯!!

でっかいハート形をひとくちガブリ・・・『んっ?・・・にがい』 とたんに

『キャハハハ・・・苦いだってよっ!!』

わたくしの感動を返せ!!

もうお前たちの時代だ。俺は隠居したい・・・

何でもレシピがあるなら、その通りにしろ!!

C'est sex-appeal tôt tu 100 années devant être accompagnées.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:48Comments(0)ショート・ショート

2012年10月26日

「下着はいつもグンゼだよ。グンゼは最高だね。」

今日はいつも違う。何が違うかって?・・・ワカラナイ。
はい。イカレおじさん てっぽさんです。

少し前の入り方をオマージュ。・・・わからないね。

先だっての『マイナー装備貸切り』の終わり際、残弾整理とばかりに弾抜きが面倒な愛棒達をフルでばら撒いてた時のこと

ババババババ・バ・・バ・・・バ、ウィ・・・ってなった。一般的に言うところの『バッテリーアウト』なんだが、持ってきた電ガン全部
って凄いだろ?なぜ凄いのか。そりゃぁわたくし1日で300発撃たないからだ。「一丁につき」ではなく、トータル300発撃たないのだ。
そこにフル充電したリポぶち込んだジェシーにウ〇コG18Cが両方バッテリーアウトって・・・何かある。

しかし、その日は何だか覚えていないが用事があって荷降ろしや洗濯したのが次の日。銃のメンテはその次の日。ってな具合で
家にあった電気マンマンのバッテリー使って整備してたので、すっかり忘れて今日に至る。

*それは雷(いかずち)のように・・・*
リビングの模様替えとか色々あったんだよ、うん。そこそこ片付き、休憩しよってカウチにドッカリ腰を降ろして「あったかい麦茶」なんぞを啜っていた時さ。

『んなぁぁっ!!あん時のリポってどうなったんだぁ!!』

わたくしは熱々の麦茶を流し込み、書斎へダイブ。やおらリポバッグを引き千切らん勢いで開け、恐る恐る中を覗く・・・。
んっ?普通。チョコンと大人しく3本のリポがおネンネしてたのさ。電気残量をチェックすると、あらビックリ。下限ギリギリなのだよ。
『おっかしぃなぁ。前の日に充電したんだけどなぁ』なんて誰に言い訳してるんだかワカランが言ってみたワケなんだが。
ふと、視界の隅に黒い石鹸ほどの大きさの物体が入ってきたワケだ。

『お前ぇかぁぁ!!』

壊れやすいとは風の噂で聞いてたけど、まさか自分のが壊れるなんて、ね。

ほぼ空の状態のヤツをブッ刺してもミドリぃランプが2つ点いて、それ以来、何も不自由なく生活・・・ってオイ。
満タンのヤツを刺しても同じ。

今回、リポ太郎の時のようにお亡くなりにならなかったから良しとして、安いから新しいの買おう。そうだ、そうに違いない。

しかし、財布は木枯らし1号のように激しく、そして寒い。

Monstre du mode~♪ Monstre du mode~♪♪~


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:22Comments(0)無印不良品

2012年10月25日

やってみる、ではない。やるのだ。試しなどいらん

わたくしは、今カウチに腰を降ろし逮捕された犯人よろしく両手を前に掲げている。その手には毛糸がクルクルと巻きつけられ、そのモワモワは少しずつではあるが育っていくのがわかる。
目の前の嫁殿は"元衣類"から毛糸を導きながら眉間にしわを寄せている。まるで積年の恨みを晴らすかのごとく、わたくしを拘束し続けているのだった。
『あといくつ巻きつけるの?』こんな事を未来永劫続けられるのはかなわないので、やんわりと、それとなく聞いてみた。
『・・・う~ん。あと2つかな』 ・・・何でもいい、早く終わらせてもらいたいものだ。

『ありがとう。あとはいいよ』ようやく巻き取りが終わり、久しぶりの"シャバ"を享受しながらその後の工程を眺めていた。
『何ができるの?』別に手編みのセーターが欲しいわけではないが、完成品を聞くという駄賃くらいは構わないだろう。
『まだ、内緒。うまく出来るといいけど』嫁殿はわたくしへの駄賃をケチり作業に没頭していった。

わたくしはカウチの指定席にゴロリと横になり面白くないバラエティーを眺めながら、"元衣類"が何になって、そして誰を暖めるのかがだんだん気になっていった。
毛糸の色を見る限り、ダーク系で男物に向いた色味だ。結婚する前から、そんなモノは貰ったことも無いが(あげたこともないけど)たまには、そんなモノを貰うのも悪くは無いもんだ。しかも、我が家で男はわたくし一人しかいないのだから・・・。

しばし時が流れ・・・あれ以来、音沙汰が無くなったセーターが気になっていた。リビングのすみに置いてある編み棒と毛糸。
形状は不明だが、何やら完成に近づいているであろうカタマリ。
『ねぇセーターどうなった?』このセッカチめ!我慢できず聞いてしまった。こういう時ってやつぁ完成品を静かに受け取るモンだろう。
『うん。今日あたり出来上がるかな?』嫁殿は上機嫌だ。

そして、また"指定席"でゴロっとしたフリをしながら横目で監視を続けていた。
嫁殿の表情が曇る。『あぁ!!やっちゃった。しょうがないからてっぽちゃんの帽子にしよう
ん?何?どういうことだ!!わたくしにセーターを作ってくれていたのでは無いのか?しかも失敗したから、わたくしの帽子って?

わたくしはカウチから飛び起き、事の真相を問いただした。

『こてっぽさんにセーター作ってあげようかなぁって。でも失敗したから帽子にしてあげるね』

まさか、愛犬に負けるなんて・・・そんな失敗からの派生品なんていらん!!・・・いや、ください。

足元のこてっぽさん(仮)を眺める。そんな男の敗北を我関せずとばかり、彼の"指定席"で丸くなっていた。

音も無く寒さはやってくるってか


ヤツの男っぷりに完敗。


L'hiver proche vient. Mais le coeur est chaud.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:53Comments(0)ショート・ショート

2012年10月24日

わたくしは、わたくしの食べたモノでデキている

どことなく体調が悪い。倦怠感?食欲不振?何だろう?まぁいつもの事なんで驚きもしないんだが。
昼夜逆転生活を始めて2年半、『代わりが見つかるまで』とか『来期から戻れる』とかいろいろ言われたけど、無理でしょうな。
期待されてない分こちらも期待してないからいいんだけど。

と、まぁ軽くグチったところで前置きに意味はございませんと。月曜に引き続きオッサン話しなんだけど、年齢とともに好みが変わるって話しだが、実際どうなんだろ?基本、甘いもの好きは変わらないな。あぁ和菓子が好きになったか、そんなもんだな。ちくわの磯部揚げは今も好物だし(貧乏臭い?)ただ、油モンを喰える量は減ったな。何て言うの?『胃がもたれる』なんて言ったこと無かったけど、最近やたらと胃がもたれる・・・老化だな。

対策・・・酒を控える。実際の話し、平日は一滴も呑まないんだなコレが。週末のみのお楽しみ。これはまぁいいや。
普段の食事は野菜メインと言うか野菜ばっか喰ってる。別に健康に気を使ってるワケではなく、野菜好きだったりする。
ニガテなモノ・・・牛乳。これは無理だ。どう頑張っても無理。たぶん飲まなくても代替の効くモノだと思うので良し。
これと言ってオカシなモンが無いなぁ・・・どんぶりメシ喰うワケでもないし、辛~いモンはニガテだし。
万策尽きた感じだぁ。季節が変われば治るでしょ~

気持ち的に落ちてる?だけなんだろう。と、思いたい。と、片付けてしまいたいわたくしがいるワケで。たまにゃいいでしょ?
えぇいつもだって・・・そうだね。

えんやーとっとぉ、えんやーとっとぉ・・・頑張れオッサン!負けるな中年!!

リコピンは目や胃に良いらしい。

無塩ジュースにタバスコ少々と岩塩・・・コレ最高!

Mon remplaçant m'a seulement.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:23Comments(2)筆まぶし

2012年10月23日

私には偶然とは思えない、摂理だ

いつものように残念な工作を楽しんでいた。その素材の殆どがホームセンターかジャンク品である以上、それなりの加工をしなければ"カタチ"を成さないワケだ。
例によって削り、刻み、壊す。一連の動作が流れるように・・・無駄だ。

今回の生け贄は「えむよん」ことICS製コンバットボーイだが、すでに内部は樹脂ではなくオトナになってしまった夏のメモリー。
どこだか製のRAS?RISをぶった切ったモノを装着しているワケだが、もともと普通のハンドガード用の基部しか無いところに無理やりブリッジを設け固定している為、少々落ち着きが無いのが悩みだったのだ。

わたくしは『接着剤にはコレ』と言ったモノは特に無い。素材の用途に合わせ、くっ付いてくれさえすれば何だって構わない。
確かメインの素材はABS樹脂だったから・・・と持ち合わせの接着剤からチョイスし、いそいそと作業を進めた。

『ありゃ?違ったかな』接着されるどころか樹脂はまるでシロップをかけられた白桃のゼリーのようにテカテカと旨そうだった。
この接着剤は無理だったのか・・・ブツブツ言いながら拭き取り、これだ!!と次の接着剤を試す・・・今度はトロみ豊な天心飯状態だ。
うむ、昼飯は決まった。
などと塗っては硬化せず拭き取りを繰り返し、だんだん、グラグラのRIS?RAS?でもいいんじゃね?って気分になってきた。
『アッパーのレイルとレイルカバーで固定しちまえば動かんだろ!どうせアイアンサイト派だし』
なかば投げやりで手に取った接着剤を塗布ブリッジを載せたその時!神が降臨した!!

『おぉ!!くっ付いた!!』と悦びをあらわにRAS?RIS?を握っていた手を拡げてしまった・・・が。

プラ~ン・・・RIS?RAS?は悲しく薬指と小指にぶら下がっていた。

そう、神は神でも笑いの神が降りて来たのだった。


どれにしようかな?神様の言う通り・・・


Est-ce qu'il y aura l'expérience dans que tout de toi avez manqué?

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:22Comments(0)ショート・ショート

2012年10月22日

九段下の駅へ向かう坂道を・・・

すっかり秋めいた感じだが土日と日中は非常に暑くビールが大変おいしゅうございました。
ワケあって某イベントのSTAFFとして一日中ビールを呑んでいたわけだが・・・いやいや、ただそこに居ればいいだけなんでオkなのだよハッハッハッハ良い二日間だった。知り合いと遭遇すると、わたくしの蛍光ピンクのスタッフジャンパーがシャレオツらしく、失笑しながら頑張ってねなんて声掛けていくから、俄然ビールがすすむ。まぁそんだけの話しなんだけど・・・

大丈夫。何が?今は呑んでない。仕事中だしね わたくしのいる"この業界"って、結構酒呑みながら仕事してるヒトがいるなんて聞いたことがあるけどどうなの?(どの業界だって?)
わたくしは最近、歳とったせいか"ある程度"呑むと眠くなるんだなぁ(その"ある程度"が問題らしいけど)だから仕事中は呑まない・・・それ以前の問題?

で、またしても脱線しまくり、と言うか本題が無いので今日はこのまま進むワケだが、最近眠くなる話しの流れで、最近、朝の運動してたら(変な意味じゃないよ)左手首をグギッってやってそのままリストバンドしてるんだが、直らないねぇ・・・おっさん無理スンナ?ありがと。(誰も言ってない)
30代の時と一緒でなかなか実感が湧かなかったけど40も2年目にしてなんか自分が"ボロくなったな"なんて思ってみたりみなかったりだ。
ある特殊な訓練を受けた時、思いっきり"マー"ったワケだが、マーより自己申告していたよりも体力が無かったのがショックと言うか残念と言うか・・・
老いは人それぞれ掛かる時間が違うらしいから、なるべくそれを引き伸ばし、遅らせようとはしているワケだが、決してそれ以上にはならない気がする。
鍛えが足りない?そうかも知れない。まぁ詰め込むと投げちゃうクチなんで、出来る事を続けるとしよう。

今日は週の始まりだ。あと5日で今週が終わり、あと9日で今月が終わる。あと2枚カレンダーをめくると今年が終わる。
長いようで結構アッと言う間だ。お若い方油断めさるな。ご同輩諸兄がんばりましょい。 今日はこんなモンで勘弁してやらぁ

タマネギの転がる速さは意外に速い。お試しアレ(やらないか)


J'obtiens les légumes et la longueur est la plus délicieuse.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:22Comments(0)筆まぶし

2012年10月19日

諦めるな。一度諦めたらそれが習慣となる

あのクソ暑さは何だったんだろう。連日、ウチの近所同士が日本一の暑さを競い合っていた・・・連日カキ氷を食べ、麦茶を何リットルも飲み・・・ビールも呑んだな。いや冷た~いビールは冬もウマイんだなこれが。ちなみにラガーやピルスナーの類いは冷た~くして、スタウトなどのダークはヌルめがウマイ。ギネスは冷やしすぎず呑むべし・・・クチの中がビールモードになってしまった。
まぁ暑かったって事だ。もう日本に冬は来ないんじゃないかと思っていた。しかし、つい最近、風邪はひくはこてっぽさん(仮)は夏毛が抜けて冬支度を始めるわで、すっかり秋なのだ。先日のCODE7も栗がたくさん落ちていた。ハチもいっぱいいたけど・・・

我が家には至る所に"葉肉食物"が置いてある。嫁殿が好きらしい。小さなサボテンやら金のなる木(ちっとも金がならないけど)はたまた今まで見たことも無いようなヘンテコな植物。正直、どうでも良い。まぁわたくしが世話をするわけじゃ無いから気にしたこともなかったし。
夏の終わり。ガレージセール(ゴリとカワちゃんでは無い)に売りにだすとかで、クリスマスツリーの如き大きさに育った金のなる木を小さな枝に切り分け、湯呑みくらいの植木鉢に入れ売りにいったのを見送ったが、夕方には大量の"売れ残り"が我が家の玄関やら階段やらに並べられたワケだ。
『だってみんな居なくなっちゃうと寂しいもんね』娘とふたりで「さも最もらしく」言っていたが、たぶん・・・いやゼッタイに買い手がいなかっただけだ。
当然トイレ洗面所などの所謂"公共のスペース"にも金のなる木が居座っているのだが、毎日眺めているうちになんとなく言葉をかけている自分がいることに気が付いてしまった。「うわっコッ恥ずかしい」
誰かに見られない事を祈るばかりだが、どうも寒さに弱いらしい彼らがここ最近の冷えでションボリしている感じだ。
洗面所にいるヤツなんか枯れそうで、色味も悪い。
ある朝、洗面所の鏡を見ていたら、視界の端に赤茶色に変色したヤツを見つけた。
わたくしは感情的な生き物だ。結構、感情移入するタイプだ。
思わず小さな植木鉢を手に取り『頑張れ!!諦めるな!!水か?気温か?』なんてやっちまってるところをあろう事か嫁殿に見られてしまった。気まずい・・・ところが小バカにするどころか真顔でこう返してきた。

『大丈夫!次は全部売り切ってみせるから!!』

いや、その・・・違うぞ。それは諦めていいんだ。


思ったよりカワイイんだなこれが


Tu deviens grand très donc comme atteindre l'étoile.

皆様の幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:21Comments(2)ショート・ショート

2012年10月18日

「ブラックコーヒーをくれ。砂糖入りで」

すっかり体調も良くなった。しかし雨がザーザーだ。今年は台風やらスズメバチやらの当たり年らしい。近所の"奉仕活動"の際もいくつか巣を見かけたが、敵わないので家主に話しをし市役所に連絡するよう促したのを思い出した。

いつだったか雨どいを直してくれって依頼してきた家の稼業が「大工」なんてオチがあったが、そのじいさんと我が家の前でばったり出くわし(近所だから2日に一度くらいは会うけど)話し込んでいた。
『あれから体調はどうだい?』以前、ヘルニアだかなんだかで入院していたじいさんだが、前より"活きがいい"本当に腰ヤッちまったのか?と思うくらいヒョコヒョコ動いている。まるでわたくしが子供の頃、校門の前で売ってたカラフルなヒヨコのように・・・そこまでかわいくないな。
じいさんは『あぁこの通りさ。軽い軽い』このままハシャギ過ぎて我が家の前から救急車なんて事になってもらっては、有らぬ噂が駆け巡るので、ここらで止めておいた。

今後の祭りの担い手や地域の高齢化、意外なほどじいさんはこの街を愛し、そして憂いていた。気さくな面白じじいなんだとばかり思っていたが少々関心してしまった。(失礼な話しだ)
『そういや、てっぽちゃんも風邪ひいたんだってぇ?こりゃぁうつっちゃかなわねぇねぇ。ごめん下さいしようかなぇ』どこで仕入れたのか誰かに風邪ひいたなんて言った覚えは無い。このじじいも「只者では無い」のだ、年寄りのネットワークは範囲こそ狭いが、恐ろしく情報が早い。いらん事知られる前にこっちが「ごめん下さい」だ。
『そうだね。だいぶ涼しくなったから、じいさんも風邪ひくなよ』適当に切り上げようと言葉を選んだ。
『ああ、年寄りは風邪を甘く見られねぇからねぇ。ハッハッハッ・・・』水戸黄門バリの笑いでじいさんは軽妙にターンし引き上げにかかる。
さて、夕飯は何をこしらえようかな?なんて我が家に引っ込もうとした、その時。やおら振り返ったじいさんの吐いた言霊に震撼する。

『そぉ言やぁ雨どいはいつ直しに来てくれるんかね?』

じいさん・・・お前様は大工さんじゃ御座いゃせんか?

なんでも今でもアナログな"墨壷"を使うらしい・・・


L'horloge n'est pas vendue dans le patisserie.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:58Comments(3)ショート・ショート

2012年10月17日

「太陽がいっぱい。最高の気分さ。」

のどが痛い。だるい。鼻水が止まらない・・・『わたくしは、もうダメなのか・・・』
ここ最近の気温差に薄着で対抗してみたら、案の定ヤラれた。『なんだかなぁ』やり場の無い倦怠感が全身を包み、まるでベッドに沈んでいくような感覚の中、徐々に眠りに落ちていった・・・。

『よしっ!!次。』 よく通る声の主がわたくしを促す。言われるがままその場に伏せる。

『一分間っ!3発っ!200ヤードッ!!始めぇ!!』

これは夢だ。そんな事は解っている。だが、教官とおぼしき男の整然とした態度と普段のある種の強迫観念、それに「これをモノにしたら先に進めるかもしれない」と言う期待感が素直に行動に移るキッカケを与えた。

わたくしは去年までエアガンと言うか銃火器や装備など、所謂、ミリタリーな事に全く興味の無い人生を送ってきた。それは、この"夢中訓練"にも顕著に表れた。200ヤードを射抜くために使用するライフルが「愛棒スペ太くん」だったのだ。
ホンモノなんて知らないから脳内で用意された銃は日頃の愛棒なワケだが、さすがは夢だ。1000ヤードだって射抜く気マンマンなのだ。

教官は隣に座り観測を始める。『時間は待ってくれんぞっ!!』叱責がこだまする。
『はいっ!!』わたくしはボルトアップしながら渾身の返事をする。
先ほども言ったがわたくしは駆け出しのゲーマーだ、詳しいことは知らない。200ヤード先の標的を射抜く為にレティクルをどうするか?なんて当然わからない。
しかし・・・夢は便利だ。いつもの30mから50m要領でイケるらしい。しかも自身マンマンだ。
ミルドットの向こう、200ヤード先の標的を睨む、肺に留まっていた空気が大気に溶けていく。引き金と指が融合した瞬間。

「フスッ!!」・・・いつもの聞きなれたスペ太くんの咆哮だ。
だってホンモンの消音されたライフルの音なんて聞いたことないもん。

しかも驚いた事に弾速もいつもと同じだ。スコープの中でスーっと白いBB弾が200ヤード先に向かって突き進む。シラフだったら笑い転げるだろう。しかし夢の中のわたくしと教官はひたすら着弾までの間、黙って標的を睨み続けていた。

「ペチっ」いい加減時間が経ってから着弾音。『右下4点!!こんなもんかっ?!』教官が声を上げる。
『いえっ!!』返事をしながら次弾を装填。肺いっぱいに空気を送り込む。

『中央下6点!!まだまだいけるぞ!!』教官は激を飛ばす。『はいっ!!』わたくしは最終弾を装填しながら応える。

最後の弾丸だ。成果を見せろ、わたくしはこんなモンじゃ無いってところを!!
スコープの中で静かに佇む的紙・・・全てがスローに見える。心臓の鼓動がジャマだ、何も考えるな・・・

何を血迷ったのか教官がわたくしの肩を揺さぶる。『ちょっ、ちょっと止め、止めてくださ・・・』不思議な押し問答が続く。
教官は心配そうにやさしい目で『大丈夫、ねぇ・・・』何なんだこのヒトは

突如、暗転。
『ねぇ大丈夫?魘されてるけど』  嫁殿と娘が心配そうにしていた。

わたくしって奴は・・・。

ある意味素敵な夢のお陰で熱は殆ど下がった。直ったら試してみよう。何をって?もちろん『200ヤード狙撃』

風邪には1に睡眠2にマグナ~ム!! グッドCMコピー大賞

スペ太くん撮影しようとしたが家族に止められたw

Je le chauffe et. Parce que je suis chanceux près.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:53Comments(3)ショート・ショート

2012年10月16日

この一撃が歴史を変える・・・

あれから2日経った。戦場に散っていった幾人もの若者達(おっさんも含む)そして復活しさらに散っていったロシア兵たち(その他も含む)
・・・実に感慨深い。
すでに二日も経つと身体に刻み付けた記憶(筋肉痛という)もすっかり癒えてしまい、穏やかな日常に溶けていくわたくしの闘争本能。
あの恐ろしいほどの酷暑もまるで無かったことのように爽やかな秋晴れの下、こてっぽさん(仮)と鱗雲を眺めながらぼんやりとしていた。
『ねぇ、パトラッシュ・・・ぼく疲れたんだ』すぐ横に佇んでいたヤツにシャレをかましたら、すでに小屋の中で寝ていた。
チッ!ノリの悪いヤツ。

こてっぽさん(仮)が去った反対側の足元にはコーキングが3本と養生テープ5巻、そして軍手とヘラがある。
ヤツの小屋の壁の一部は昔、バイクをイジっていた頃の8畳ほどの大きさの小屋の壁と共用だ。つまり長屋なのだ。
レースも辞めバイク稼業からすっかり足を洗ってしまったため、ここには週に1度くらいしか入らない。
何故って?そりゃセンチメンタ(ドンッ!!) ・・・シャッコン!!カラカラカラ・・・(シェルの転がる音)
っ・・・さすがダブルオーバック頭が粉々だ。

んで、その小屋が雨漏りしているらしいのだ。何台か残っている(不動車・部品で一台分とか・スクラップ)ヤツラにカバーを掛けてあるが、埃の溜まったカバーが素敵なフレクター柄っぽい模様になっていたのだ。
鉄くずとはいえ・・・違う!!鉄くずなんかじゃ無い!!(パパンッ!!)チリン・・カラカラ・・・
(.45ACPって書いてある薬莢が転がってるよぉ)

え~と、要はまだ宝物だからこれ以上濡れるの防ぎたいんだよ!!もう撃つなよ!!撃つな(ターンッ)シャリーン!チリーン!!
コロコロ・・・(今度は.338 Lapua Magnumかぁ・・・)

穴だらけになった身体で穴だらけであろう屋根に登る。廃材で作った、いろいろな思い出の詰まった屋根はもちろんトタンだ。
一応、補修の類いは年一くらいでやってはいたが、すでに根本的にどうにかしないとイケないところまで劣化している。
いやいや、ね、もちっとイケるだろ?今回はチャチャッとコーキングで誤魔化してOKにしておこうよ。そんな顔して銃口こっちにむけてないでさ。
とりあえず何者かと交渉は成立したので、今回はコーキングで穴を塞ぎ、来月にでもトタンを買ってきて屋根を直しましょって事で早速コーキングガンのトリガーを絞る。うんうん、いい感じだ。もしかしたら来年までイケるんじゃね?なんてな。乾いたらペンキくれりゃもっちまうぜ・・・なんて、仕上がった箇所を点検していたその時・・・

右の足元からベキッ!!『うぉっ?!』

右足が屋根を突き破りダイナミックエントリー・・・屋根はキレイなブルーシートの屋根になりましたとさ。 めでたしめでたし

めでたくねーよ。

どうせなら自分の意思で止めを刺したかった・・・どうせならって意味だよ


Je comprends qu'il y a là le.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:27Comments(0)ショート・ショート

2012年10月15日

『パマギーチェ・・・』『ラーニェヌイッ!!』

土曜の黄昏・・・久しぶりにいつものバーへ足を運ぶ。明日は闘いが待っているが反故に出来ない付き合いの連中が待っているのだ。複雑な気持ちで半地下への階段を下る。いつもなら重厚なドアの重さに悦びすら感じるが、普段と違いとても重く感じた。
そんなこと言っているが呑み始めたらハッチャケている自分がいた・・・そう、呑む事は悦びなのだ。
明日は大勢のロシア野郎と対峙することになるだろう。それならばとマスターにスミノフをオーダーする。こう見えても(見えないけど)わたくしはウオツカが好きだ、むしろ大好きと言っていい。わたくしはスミノフのボトル2本とサンペリグノ、それに人数分のタンブラー、ひとつだけショットグラスを追加した。
わたくしは仲間にウオツカトニックを作り自分用にスミノフをショットグラスへ注ぎ傍らにサンペリグノをチェイサーとして従えた。

ほどなく時計の針がチークタイムを始める頃、ひとり、またひとりとウオツカ漬けは帰っていき、結局わたくしと酒豪でならした相棒が残った。しばらく差し向かいで呑んだが、さすがに明日があるので袖にすがりつく相棒を置き去りにしわたくしは意気揚々とバーを後にした・・・意外に夜風が冷たかった。

いつもの朝だ。ゲームの日の朝だ。わたくしはいつものようにこてっぽさん(仮)の散歩に付き合いCODE7に向け出発した。
いつもより早めに到着したが駐車場はイモ洗い状態だった。ベストポジションに車を停め準備にとりかかる。参加者の方々が続々と登場する。『若いな・・・』これが第一印象だ。普段、『若葉会』は半分近くがナイスミドルだが(いい意味でね)今回の平均年齢はグッと若い。若さはすばらしが回転率が早い。オッサンのスタミナがどこまでもつか?お楽しみだ。

午前中はノーマルな殲滅戦。いきなりシチュエーションゲームなんて事は無い、若いが常識のある集団だ。どっかのバカおっさんみたく、飛ばしすぎでドン引きされる・・・誰のことだよ!わたくしか? 今時の若者は大人だ。

わたくしには師匠と勝手に呼んでいる人たちが大勢いる。各カテゴリーにひとりづつ(カテゴリー?)とにかくいるんだ。今回、前半のチーム別けで身内は根こそぎ敵になった。前回もそうだが、行動を読まれ、こちらは発見もできず狩られること多々。毎回そういうワケにはいかない。今回はいろいろ課題を持ってきた『ヤッテやる』・・・割愛。初めて納得のいく狙撃だった。これが毎回できれば言う事ナシだな。その裏も"仲間"を撃ち取った。嬉しいか?って・・・わたくし的には味方撃ちをやってるみたいで複雑だ。メンタルの弱いやっちゃ。
それなりに課題もこなせたところでお待ちかねのシチュエーションゲームだ。「砦防衛戦」わたくしゃ好きだねコレ。まず表、岡の上の砦が陣地。組み分けで身内と同じチームに戻れた。いがった、いがった。理由?簡単だ。岡の上で防衛戦ったらLMGだろ!アッコー中尉やっちゃってくださぁい。
『ブウゥゥオオオオオ!!』すさまじい弾幕。味方の若い衆でさえ『アノ人狂ってるよ』とびびってる。わたくしはチビってた(ウソ?)
壮絶な掃射とサイドから単身アタックした味方のおかげでこちらの勝利!!
変わって裏は瞬殺・・・された。
続いて「ターミネーター戦」未来から来た機械の戦士が・・・どうでもいい。選ばれし二名の無敵な方たち(撃たれるの考えると頭が下がります)背中にエネルギーパック(風船)を2つ・・・こちらはセミのみ、って言ったてこっちは20名以上いるんだ・・・チョー逃げてー!!初体験でしたが大変たのしゅうございますた。ぜひ『若葉会』でも・・・わたしゃターミネーターはイヤじゃ。
そして「野戦病院戦」???リスポン戦?いや!これはタッチでポン!なんてもんでは無く、仲間との友情・信頼を身を持って味わうゲーム。負傷者をタッチ状態でフラッグに運ぶ、そして復活・・・だが真の勇者はオンブしたり抱えたり『戦友ってのはこう言うことさ』言葉では語りつくせない楽しさだった。しかし体力の消耗もハンパ無いゲームだ。ヒ~

「野戦病院戦」のひとコマ


しだいに体力を奪われるオッサンT。他のオッサン達(失礼)は元気だ。

S.O.G(少し・オッサン・グループ) いやいやヤングだって


徐々に日も傾き森ゾーンはだいぶ薄暗くなってきた。
丘ゾーンにて「メディック戦」こんなアホ(いい意味で)な集団だ、何かやってくれる!何かを!!

出だしは通常のメディック戦だ。倒れては助けられ、また進む。塹壕を進むわたくしは進軍しやすそうなルートを発見!単身進軍。
すると・・・真横にいた敵にヤラレ負傷。しかも十字砲火ポイント、なかなかメディックが近づけない。ようやく復活すると・・・ほぼゼロ距離に敵の拠点!徐々に集まる両軍!!
阿鼻叫喚の地獄絵図。ゼロ距離でボルト一本の仮免氏、わたくしに至っては弾切れだ。復活できるのをイイ事に"肉壁"になる。
しかし抵抗できずに撃たれ続けるはS属性のわたくしにはツライ・・・タイムアップ。立ち上がるとゼロ距離に両軍のほとんどの戦士・・・苦笑してしまった。

『メディーッック!!』

草のベッドに寝転び、青空を見上げる・・・何年ぶりだろう。

と、まぁ大分端折ったがあまりゲーム経験の無いわたくしは大変楽しい時間を過ごさせてもらえたワケだ。
うむ、サバゲー・・・いいかもしんない。

若かりし戦士諸君に栄光あれ!!

彼の地よりまた逢おう。

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:48Comments(13)ゲーム参加

2012年10月12日

「わたし、小さいおじさんの姿の妖精を見たの」

秋は物悲しい。なんとなく寂しい。なぜ、誰が、そんな事を言い出したか定かでは無いが、大抵の物質はあっためりゃ伸びて、ひやしゃ縮む。
ニンゲンの脳ミソも似たかよったかで夏のクソ暑さでダユダユになった後の朝晩の冷え込みで脳ミソがキュッとなって、なんか切ない?んじゃないかと考える。
生物学もニンゲン工学もどうでもいい、わたくしにとって秋は睡魔との闘いだ。まぁ春も・・・ついでに夏と冬も。
特に眠いのが秋なんだよ。

ある日、明け方と言うか、もうすぐ8時くらい・・・かな? 日勤が来る直前、わたくしは不覚にも居眠りをぶっこいた。これが始めてってワケじゃないし、「後は日勤と引き継ぎして終わり」なんて時は「果報は寝て待て」状態で待ってる時があるくらいだから、ソレが問題ってワケじゃないんだ。問題だったのは・・・新卒バリバリ(・・・バリバリって)っても半年は過ぎたな。その新卒の女子が早出、しかも初早出だそうで。わたくし殆ど接点が無かったからどんなヤツか知らなかったのだ・・・。

わたくしは居眠りをする時は必ず腕を枕にして机に突っ伏して寝る。こうすると、30~40分くらいで腕がしびれて目が覚める。
不快なアラームをセットすることなく起きるナイスアイデアなのだ。
そんなナイス・マイ肉枕で惰眠を貪っていると『コショコショコショ・・・』と聞き取れるか取れないかギリギリの音声でしゃべる声が聞こえる。
ははぁ~ん気を使って小声で話しをしているんだな。結構、今年の新人は当たりが多いじゃない。なんて事を考えながら突っ伏していた。
このまま起き出しても能がない、いつもの「少年の心」に火が灯った。古典的だがバッと起きて脅かしてやろう、これもコミュニケーションのひとつだ。
起き上がるタイミングを計る。・・・しかし、疑問がヒトツ。アイツは一体だれと話してるんだ?
そう、早出は各チーム一人。それ以上出るのは経費が掛かるからダメッ!ゼッタイ!!と力強くお達しが来ているから、みな喜んで言う事を守っている。だからわたくしの終業時間は無視される・・・話しが逸れた。
つまり、新人の女子がひとりで出社したはずなのだ。
もはや脅かす事はすっかり忘れ、"行確"を開始する。しかし、聞きとれる声は一人分のみ、どこのどいつだ?ステルスボイスの持ち主は。
集中を重ねるうちにだいぶ内容が聞き取れてきた。そしてわたくしは、その内容に戦慄する。

『ははは!今日も良いお天気ねぇ。うん、大丈夫!お仕事頑張るよ!!』

まるで彼氏と電話で話しをしているようだが明らかに携帯を使っている様子は無い。さすがに引き継ぎもしたいので、極力自然にを心がけ、超不自然に起き上がった。
『おっおう!おはよう。〇〇さんだっけ?初早出お疲れ様・・・』わたくしバカー!不自然すぎだろ。しかし、彼女は普通にあいさつを返し、非常にスムースに引き継ぎをこなしていった。いつもの若い衆の半分の時間で終わってしまったのだ。たしかに当たりだ、優秀だ。しかし、アレは一体何だったんだ?「疑問に思ってたら素直に行動しよう」スイッチがONされた。

『あ、あのさぁ。さっき誰と話してたの?』なるべくマイルドに、なるべくソフトに。わたくしは昔のシトロエンのシートのようにやさしく聞いてみた。

『あぁ!!私、妖精 見えるんです 予想通り。だが、ショッキング。

しかも身じろぎひとつせず、しっかりとわたくしの瞳を凝視している。偽りは無い・・・本物だ!!

応えに窮し、完全に目が泳いでいるわたくしに彼女はニッコリと笑い、こう呟いた。

『ウソですよ!イヤホンマイクで彼に電話してたんですよっ!!』

皆さんはどっちが本当だと思いますか・・・

わたくしなら捕まえて売り飛ばす・・・ウソですよ!


Bienvenu au monde que tu ne connais pas.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:26Comments(4)ショート・ショート

2012年10月11日

善と悪とは表裏一体だからね。「一体」だからね!

今度の日曜に『マイナー装備貸切り』ある。嬉しくもお呼ばれしているワケだが、マイナー装備って・・・M16A2マイナーだな。そうに違いない。そうなの!!それでいいじゃない!!

まぁ主催の同志じゃがーニン少尉殿のはからいで『ドレスコードは気になさらず』とのお言葉をいただいているし、そもそも人と同じ装備で被った事が無いから(細かい事は気にしない)良しとする。
しかし、以前に調整をしてから、どうもモーターの位置関係が悪いらしく、例の「ニャッ!!」が度々起きるのだ。
純正のグリップだと起こらないので格安中華の怪しいグリップが原因なのはわかっているのは内緒だ。
(もともとパームレストも付いていたがガタガタだしモーターもキツキツで入らなかったくらいだからな)

もちっと高級な同じデザインのグリップなら何の問題も起きないだろう。しかし、それの半額以下っていう魅力に敵わず、中を削ったり穴を拡げたり加工して今に至る。
しかも、このグリップ。ぱっと見はカッチョいいのだが、ノーマルグリップやマグプルのグリップと違って決して持ちやすいモノではない。まぁこんなグリップ付けるってことはバイポッド立ててプローンで運用する前提のデザインだから持って走ることなんて考えてないんだと思う。
撃つ段はいいんだ。立射でもプローンでも構えた時はドンピシャなんだが、持って移動の時に重さが右手に全て掛かる感じなんだ。
こんだけヘンテコにするとグリップはノーマルなんてのは逆にヘンだ。なのでそのまま行きたいので中身を削る。強度的な不安を感じつつ削った。
小さじ1杯くらいの削りカスを出しフィッティングは完了した。モーターに干渉する部分やストレスを与える部分はことごとく削り倒してやった。恐る恐る試射をしてみたが、驚くほど静かになっていた。

もう少し追い込んだらもっと静かになるかもしれない・・・なんて欲をかいたら
「ニャッ!!」 うむ。少し緩めてみるか・・・
「ギャッ!ギャギャギャ!!!」 もちっとか?

ものすごくシビアな状態になってしまった。そこそこのノイズでガマンしよう、これでぶっ壊れたら日曜に間に合わん。

もはや「ツンデレ」と通り越し暴走機関車一歩手前だ。

しかし、愛情は冷めない。(はっ?)

早く来い来い日曜日ぃ~♪

Si je sais comment faire d'un cheval indiscipliné, je pense que c'est cow-boy à part entière.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:34Comments(2)暇つぶし

2012年10月10日

今度のはただの弾じゃねぇぞ

ハロウィンとやらが近いらしい。少なくともわたくしの子供の頃はそんな行事は無く、ましてや仮装してハシャグ子供なんて皆無だった。ある意味オールウェイズ三丁目の夕日みたいな子供時代だった・・・。
わたくしが惰眠を貪っていると『ギャー!ワー!!』と餓鬼共の騒ぐ声がする。しかも我が家の中で。
しかたなくベッドから起き出しリビングに向かう。
『・・・戦場だぁ』思わず口からでたセリフはわたくしが見た景色そのものを寸分たがわず表現したものだった。
娘とその友達が数名。何やらダンボールや模造紙、大きな布キレ・・・『文化祭か?』思わず呟くと餓鬼共は合唱団ばりに声を揃え叫んだ。
『違うよ!来週のハロウィンパーティーの衣装作ってるんだよ!!』 はい、よく出来ました。・・・よそでやれ

自分のカウチを占領され奪還作戦を試みたが、あえなく失敗する。しかたなく床に腰を下ろしボーッと眺めていた。
すると、一人の少年がわたくしに訪ねる『おじさんが子供の頃は無かったの?ハロウィンて』
そんなモノは無い。第一、10月にあるってのだって今日知ったくらいだ。そもそもハロウィンて何だ?
まぁ調べる気も起きないのでそのまま脳内の端っこにしまっておく。そうこうしているうちに餓鬼共は『ここ切ってくれ』だの『ここ抑えてろ』だの言い出した。工作は嫌いじゃないから『はいはい』と適当に助手をこなしていた。しばし後・・・
まぁ子供の工作レベルではあるが華やかな・・・(そう言う事にしておく)衣装をおのおのが着込み、まるで今日が本番よろしく盛り上がっている。
『お菓子をくれなきゃイタズラするぞー!!』やってみろ拳骨で殴るぞ。
大人数に対抗できる火器(お菓子)が無い。しかたなくビンに詰めた飴玉を配ろうとしたが・・・

『えぇー飴ぇぇ!!貧乏臭ぁい』 これだからユトリってヤツは・・・。

子供は手強い。しかし残念だが大きな少年のわたくしにはそんな集団「へ」でも無い。それはこいつらもよく知っていて、渋々好きな飴を選びだした。

しかし本番では無いとはいえ、いささか盛り下がった感じを不憫に思い。わたくしは近所の駄菓子屋へソッと向かった。
6~7人の子供を満足させるには軍資金が掛かる。しかも、ここで賑やかな菓子をだしたら「ユトリ」に負けた事になる。
では何が良いか・・・ジャンボ飴。1個10円だかで買える直径20mmほどのデカイ飴を20個ほど購入し我が家に向かう。

餓鬼共はそれぞれの衣装の品評会をしていた。部屋に飛び込み仁王立ちで言い放つ。

『今度はただの飴玉じゃねぇぞ!!』

まぁリアクションが薄くてもいいかな。なんて思っていたがヤツらの目が輝いていたのが印象的だった。
ふふん。まだまだかわいいモンじゃねぇか。

30分後、彼らは帰っていった・・・が。おいおい片付けて帰れよ。

こっちの飴弾は甘くねぇぞ

Trick or Treat

Je déteste un potiron.

皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 23:05Comments(4)ショート・ショート

2012年10月09日

今考えてる事の逆が正解だ だがそれは大きなミステイク

久しぶりに近所のカフェに行った。もちろん昼飯を食うためだ。マスターは相変わらずサウナの常連よろしく腰にタオルのようにカフェエプロンを締め、少し太ったスタンスフィールドのように虚ろな雰囲気を垂れ流しながらサイフォンでコーヒーを入れていた。
『あぁいらっしゃい。しばらくぶり・・・』いつも覇気の無いオーラだがこの日は一段と抜け殻状態だ。ここの料理はウマイが時間がかかる。今日は特に時間が掛かるんじゃないかと不安になった。
『おいおい!オヤジしっかりしようよ』堪らずヤンワリと喝を入れる。まぁコノ位でエンジンが掛かるなら、この店ももっと繁盛しただろう。今のマスターのペースならこれが限界だ。言い換えれば「身の丈にあった経営」と言えるのかも知れない。
とは言え、何かこう聞かれたそうなオーラを出されると声を掛けないワケにもいかないので、しかたなく聞いてみた。
『オヤジ、何かあったの?』言い終わらないうちにマスターは被せてきた。
『そうそう!聞いてよ。先週さぁ、知り合いの山に山菜とかキノコとか獲りに行ったんだよ。そしたらさぁ熊が出るとか出ないとかで・・・』
オヤジ長い。ブレンドはどうした?お冷やも出てないぞ。
しかしマスターは尚も続ける。
『しかも地主の許可取ってるのか?とかさぁ言われちゃってさぁ。第一お前は誰なんだよって話しさ。地主は知り合いだって言ったら「みんなそう言う」なんて言いやがってさぁ・・・』
長い。長すぎる。・・・ようやくブレンドが眼前に置かれた。
楽園の薫りを堪能する。もはやマスターの話しなぞ上の空だが、彼は身振り手振りを交え話は止まらない。
『結局、熊狩りだとか何とかで追い出されちゃってさぁ、しかたなく麓の直売所に行ったんだよ。そしたらさぁ・・・』
おい、オーダーを取れ。わたくしは腹が減ってるんだ。
とりあえずマスターをなだめオーダーをすることにする。『わかったから。で、今日のお薦めは何なの?』
演説を遮られ不満そうだが、わたくしの空腹には敵わないと判断し、渋々小さな黒板を見せる。
『今日はその直売所のキノコのリゾットだよ。珍しいのが手に入ったからさぁ・・・』
長い。 結局、マスターの一押しと言うリゾットをオーダーする。が、マスターはまだ未練があるのかこちらに顔を向けたままだ。

やはり、しょぼくれ顔のマスターには話しかけないのが正解のようだ。
ようやく調理を開始しても『あぁでもない。こぅでもない。』と延々話しは続き、わたくしは空腹を通り越し最早どうでもよくなっていた。

しばし時が過ぎ、目の前に鮮やかなキノコのリゾットがもたらされた。『おおぉっ』思わず声を上げるわたくしに満面の笑みでマスターは応える。
『冷めないうちに召し上がれ』 確かにウマイ。秋を独り占めしているかのような豊かな味わいだ。無駄な時間が有意義にさえ思える。

リゾットに対峙するわたくしにマスターは語りかける。
『ボクも学生の時に空手とかやっておけばよかったよ』 意味がワカラン。わたくしはコーヒーを流し込みながら『何故?』と訪ねた。

彼は誇らしげに『だって熊を退治できるんだよ』

間違ってるぞ。何を読んだんだ?

狩りの季節だな。

返り討ちに遇うのは目に見えているが・・・

Un jour, dans une forêt, j'ai rencontré un ours.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:40Comments(8)ショート・ショート

2012年10月08日

私は常に強い者の味方なのだ

三、連、休・・・。わたくしはカウチに腰をおろし、半分以上嫁に呑まれた秘蔵のスコッチのソーダ割りの入ったグラスで額を冷やしていた。

わたくしは祝日が関係ない生活を送り始めて16年になる。その直前は年間133日も休みがあり「バカ」になるんじゃないか?ってくらい休みがあった。
(今も決して休みが少ないワケじゃないが)
その頃は学生よろしく9時から17時半きっかりに終わり、おのおのがアフターファイブを楽しむ。そんな悠長な世界だった。

前置きに意味は無い。殆どの閲覧者諸兄は知っていると思うが。

夜勤なので寝る時間さえ削ってしまえば、夕方までは遊んでいられる。『これってラッキーだ!!』と喜んでいられたのは勤務地と勤務時間の移動の辞令をもらった3ヶ月後までだ。今や祝日は出勤が2時間早いので普段通り夕方まで熟睡だ。
しかし2年と5ヶ月。夜勤なんてモンをやっていても昼間にぶっ通しで眠るのは苦手だ。2時間くらいに一度目が覚めるのだ。そのままベッドに噛り付いていれば良いのだろうが、わたくしはキッチンに向かう。別に何か喰いたいワケでもないし、酒を呑むワケでもない。この節電のご時世に気まずいが「ただ冷蔵庫の中を見る」のが日課だ。これをこなした後、ノドが乾いていれば麦茶を飲みベッドへ戻る。
まぁ今日もいつものように「冷蔵庫監視」に向かったところ、そういえば世間は休みなので嫁殿がキッチンにいた。
『ビール冷えてるよ』なにげなく呟く嫁の片手にはビール・・・わたくしは仕事だよ。
嫌味のひとつもぶっ放そうと思ったがいらぬモメ事を作るのも面倒なので麦茶をグラスに注いでいた。これを飲んだらもう一眠りしよう。そう思ったその時。
『あぁそうだ。こてっぽさん(仮)の小屋の横が雑草だらけだから何とかしてよね』・・・フゥ~。
そうわたくしは「平和を愛する男」いらぬモメ事は起こさない。

かくして今、わたくしは穏やかな秋晴れの庭に佇んでいる。わたくしの足元にはこてっぽさん(仮)がお気に入りのボールを咥えて「おいっ!!コレを投げろ!!」とジャレついてきている。休日の家主としてはこの上ない幸せな情景だが、わたくしは数時間後に仕事が待っている。・・・いいさ投げてやる!!壁に向かってボールを投げる。こてっぽさん(仮)は撃ち出された0.2g弾のようにボールに向かって吹っ飛んでいった。どうせまた持ってくるだろうが・・・。
持って来ちゃ投げを数回繰り返した後、ラチがあかないのでヤツの大事なボールを隠した。許せ、わたくしはとっとと終わらせて眠りたいのだよ。

目の前の花壇と対峙する。500mm×1800mmはあろうレンガで囲った花壇だ。が、雑草しか植えられていない。と、言うか雑草だらけで放置されている、と言う表現が正解であろう。おもむろに草を引っこ抜く。ひたすら引っこ抜く。途中こてっぽさん(仮)の妨害に遇いながら果敢に攻める。半分ほど終了した時、目線の先に軒下に吊るしっぱなしになっていた「ギリ子3号」が目に留まった。
そういえば前回の「若葉会」で着用し汗だくになったので外の水道で水洗いしパリパリに乾燥すれば大丈夫だろう。と考え干してあったモノだ。やおら手に取りクンクンクン・・・何だか緑カメの水槽みたいな匂いだ。
しかし、またしても笑いの神が降臨した。「草刈りにギリー」何かこう素敵な組み合わせじゃないか。あわてて家の中に戻りカメラと三脚を持ち出す。タイマーを掛け撮影してみる・・・うまく行かない。
アホの祭典に嫁殿が気付き勝手口から覗きこむ『何してんの?』いかん!!またしても冷たい視線を喰らうのかっ?

サンダルを履きこちらに近づく嫁殿・・・『撮ってやるよ貸して』 へっ?ああぁはいはいどうぞ

『こてっぽさん(仮)も入った方がいいでしょ?』嫌がるこてっぽさん(仮)を無理やり近づける。

『どう?これ。いいじゃない』

題して『ステルストリマーとスポッタードッグ』

うむ。素人にしては中々良いデキだ

わたくしは強い者の味方。異論は認めん。

Non, je ne l'exagère pas.


皆様とも幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 20:55Comments(0)ショート・ショート

2012年10月05日

それは時の回廊を巡る永遠の謎掛け

たまにはミリブロらしいモノでもひとつ。さかのぼること2ヶ月前、「第2回若葉会」にて電ガンの容赦の無い弾丸の雨の中、果敢に戦ってくれたM1014モドキ2号機?だったかな。これからの季節ソース無しで使え、しかも使えば体が温まる愛棒・・・
その名は『ショットガン』
本格的ショットガンシーズン(そんなのあるか?)に備え整備を開始したわけだが、全バラにして調整・グリスアップ後 とっとと組み上げて試射しようと動作確認できるとこまで組み上げてコッキング・・・あれっ?

とりあえずイメージフォトでお茶を濁す。エアコキって古いカメラに通じるモノがある、と勝手に思っている

ちなみに、このアサヒペンタックスはわたくしと同じ歳。現役、現役

ソォ~っと押し込んでも、力いっぱい押し込んでもシアが掛からない。つまりコッキングできない・・・もっかいバラす→組み上げる→シーン。
・・・オイッ!!
ちなみにこいつらとの付き合いは長い。なんたって子供の時以来・・・って言うか初めて買ったエアガンに近い。当然、わたくしだから
今日に至るまでに何十回と分解、組み立てを繰り返した。昨日の画像の1号機?だったかな・・・何回も分解しずぎてネジ穴を潰し、それでも捨てられずにタップとダイス使って直したくらいだ。
そんな、ある意味DE製M1014もどきマイスターなわたくしが何回組み立ててもシアが掛からないなんて・・・おかしい。何かある!

仕方なく昨日の1号機もバラしシアを交換してみる。すると・・・シャコッ!カチッ!!おっシアが掛かった。では2号機にシアが寿命だったのか?部品の紛失を防ぐため仮組みしてあった1号機もコッキング。
シャコッ!カチッ!! 『っ!!・・・???』
相性なのか?しかし以前はこの組み合わせで使えたのに不思議だ。

まぁ両方とも実にショットガンらしい弾の散り方をして(ある意味ショック)無事に試射を終えた。イガったイガった

うむ。気分を切り替え、来週の同志じゃがーニン少尉主催の『マイナー装備貸切』の準備にとりかかろう。

Est-ce qu'il n'y aura pas la raison que je comprends?


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは
  

Posted by てっぽさん at 22:31Comments(0)無印不良品

2012年10月04日

お前みたく夕方をおっかなびっくり歩くのもいいかも知れない

「ボーっとしている」「口癖はニャー」「適当」「まぁ仕切りは良いかな」「面白いヒト」など、どちらかと言えば冴えない漢。それがマイマス・・・もとい我が上司の大抵のイメージだ。
統率力や咄嗟の判断など優秀な面はあるが、それが霞むほど人当たりの良い天然なオッサンなのが普段の印象だと思う。
しかし、付き合いが長くなるほど彼に対する印象は変わるようだ。10年以上の付き合いがある者はこぞって彼をこう呼ぶ。
『キレ者』と。
彼の戦友とも呼べる、ある男(我が社のガニー)が今日、突如あらわれた。(本当、急に来るとかなり迷惑だ。)
『ガハハハ・・・おうっ!てっぽさん。元気かぁ?いいねいいねぇ』いつものガニー節で周囲を自分のペースに染めていく。
『ヤツ(上司)やっちまったんだってぇ?この歳でやるねぇ何考えてんだか』いつもながら耳が速いな。
『て、事はよ。お前も行くんだろ?行くんだろ』ん?何の話しだ。わたくしはどこへも行かないぞ。行きたくも無い。
『ちょっと席外せるか?』ガニーはいつになくシリアスな面持ちでわたくしを促した。休憩所に向かう道すがら、いつもならガハハハと笑いながらどうでもいい話しをぶつけてくるガニーが一言も発しない。不安を通り越してこっちがガニーを心配してしまうほどだ。

わたくしはこう見えても(見えないけど)甘い紅茶がニガテだ。例えるなら、わたくしにフリーフォールをさせたり、バンジージャンプをやらせるようなモノだ。ん?

休憩所に着くとガニーは自販機に向かい振り向きざまに『飲めよ』と午〇の紅茶(レモン)をアンダースローでポィッと投げた。
わたくしは華麗にスウェーしようと思ったが怒られそうなのでしかたなくキャッチした。この場合は缶コーヒーだろ普通。なんで紅茶なんだ?
ガニーはショッポに火を灯け地の底より深い溜め息を紫煙とともに吐き出した。わたくしはそれをただ黙って見ていた。
『昔はさぁ・・・』いきなり切り出され、わたくしはキョドった。『へっあぁ!!はい。』このうえないトンマだ。
ガニーは決め台詞をやり直した。『昔はさぁ、ヤツと2人でさんざやってさぁ・・・』ガニーが『やる』と言うと『殺る』に聞こえる・・・
『俺たちの上司もさぁ 頭下げてやるから好きに暴れてこいって言ってくれてよ・・・』武勇伝だな。キライじゃないぞ、そういうの・・・
『まだ若かったんだよなぁお客とだって喧嘩できねぇとなんて息巻いてさぁ。あいつがだぜぇ信じられるかぁ』先月までだったら信じなかったな・・・
『俺なんかよりずっとイケイケでさぁすっかり大人しくなったと思ったら・・・やっぱヤツだよなぁ』まるで故人を偲んでるみたいだな・・・
『で、お前はどおするよ?えぇてっぽさん!!』キター!!こいつはコレのためにこんな長台詞を歌いやがったのか。
『ヤツぁ言ってたぜ。お前見てると危なっかしくって一緒に鉄火場なんか連れてげねって』ホッとしたが役立たず宣言か・・・
ここで調子良く『わたくしもついていきます』なんて言っていいのか?ある意味究極の二択だ。今や元キレ者ではなく切れ味鋭い漢に戻った我が上司と鬼軍曹ガニーが強力にタッグを組んだ。ただ、このふたりの事だこの先ハンパ無い修羅場が待っているのは容易に想像できる。
正解の無い二択に答えを窮していると、今までにない・・・まるで親が子を見るように微笑みながらガニーはショッポを灰皿に捨てた。
『ガハハハ・・・バッカヤロウ!バァカ!!お前なんかアテにしてねぇって言ったじゃねか』バカって続けて言われた・・・
『全く甘ちゃんだよお前は、ヤツが心配すんのも分かるぜ!!』何なんだ?この展開は
『お前はまだ先があんだよ、まだな。こんなバカ騒ぎは俺たちだけでいいんだよ。お前は行きたくも無いのに気ぃ使ってバカじゃねぇか。あぁバカだ』バカバカ言われっぱなしだ・・・
『ヤツは言ってないだろう?今月で移動だ。まぁクーデター失敗ってやつだ。俺もだけどな』なにぃ?何も聞かされてないぞ・・・
『お前は部外者だ!関係無い。わかるな?関係ないなんだ。』・・・
もう一本ショッポをゆっくりと味わい、ガニーは休憩室から出て行った。わたくしは呆然と見送っていた、ただ呆然と。
部署にもどると上司がわたくしのデスクでイタズラをしていた。内容が思い出せないほどくだらないイタズラを・・・
わたくしが戻った事に気が付き笑いながら振り返り『ハハッバレちゃった』何も知らない周囲はいつものように失笑をする。
『バレちゃった』おそらくいくつかの意味が含まれているだろう。わたくしはその場で理由を聞きたかったが、いつものようにおどけた。
日勤者が帰っていった。上司のそばに行こうと思ったがうまい言葉が浮かばずもんぐるもんぐるしていると向こうから
『気にすんなよ。これは俺たちの問題なんだからさ』その言葉が余計に切ない。結局わたくしは彼らの何の役にも立たなかっただけだ。

一群を率いて突き進むには度量やらいろいろなモノが必要だ。上司やガニーにはわたくしの歳にはすでにそれがあった。
そして率いてくれた彼らはいなくなる。まだいろいろ書きたいがいろいろが足りない事に打ちのめされるだけな気がする。

先陣切って飛び込む覚悟はあったんだが・・・


Au revoir


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは
  

Posted by てっぽさん at 23:20Comments(2)筆まぶし

2012年10月03日

幸せについて本気出して考えてみた

ここ数日、天気は曇りがちだが過ごしやすく気分が良い。前にも書いたが暑さが苦手なわたくしは秋の足音が近づいてくるのを楽しみに待っている。
秋には様々な表情がある。「食欲の秋」秋刀魚、栗、柿など山海に美味あふれ、まさに食欲を満足されるにふさわしい季節だ。
「読書の秋」これについてはわたくし自身はあまり関係が無い。別に暑くても本は読めると思う。書籍を手に取らないヒトがこの季節にこぞって本を読むとも思えないし、年間で100冊以上読む方々は秋に90冊読むワケでもなかろう。かくいうわたくしも読書は好きな方だが、むしろ夏の方が読み上げる本の数は圧倒的に多い。次ぎ。「スポーツの秋」運動会やこれから何かを始めるには最適だ。しかし今年の酷暑はつい最近まで30℃超えをやってのけ何人も病院送りにしてきた。最高気温が低いからといって張り切り過ぎると、朝一の気温差でヤラれるので注意が必要だ。ともあれ身体を動かすのは気分が良い。特に、季節問わず上から下まで長袖長ズボン、オマケに手袋にブーツと厚着のオンパレードのこの趣味にはこれからの季節が楽しみである。蜂が怖いけど。
「芸術の秋」これはよくワカラナイ。芸術を見るのは季節は問わないだろう。それに絵を描いたり、何か創作するのも特に関係無い気がしなくも無い。そもそも芸術と縁遠い生活をしているのでどちらでもよい話しだ。

と、まぁ多少のケチがついたが秋は好きだ。快適な季節だからであろうか構想や妄想が膨らむ。頭の中は実に大忙しだなのだ。

想像や妄想はタダだ。おかしな事を考えても他所様に迷惑をかけず頭の中だけで処理すれば何者にもなれるし、シュミレーションをし、今後の事を占うのも失敗の無い人生設計を送る上で重要と言える。
そこで、この先10年後を妄想してみた。石油を掘り当て、宝くじに当たり、持ち株が高値を付け、発明が大ヒット・・・なんて事は無い。
むしろ今と大して変わらない。と、言うより今より良い事の方が少ない結果だ。(妄想だが)
あえて何を妄想しどんな結果が出たのかは書かない。恥ずかしいから・・・(ポッ)
ただ、シュミレート後に思ったことは「多くを望まず・人を貶めず・笑い・楽しむ」だ。『「多くを望まず」なんて志しが小せえなぁ』と感じる諸兄もいらっしゃるだろう。わたくしは41だ。もう、自分がどんなモンで何が出来て何が出来ないか なんてよくわかっている。決して悲観して言っているのでは無い。今、手にしているモノはつまらないか?答えはNoだ。それをもっともっと楽しみたい。楽しみ尽くしてから次ぎに行ったって、まだ間に合う。

何を言っているかよくワカラナイがそれが今日妄想した『幸せについて本気出して考えてみた』だった。

よくある占いで豚(食料)馬(仕事)みたいなヤツだ。
同じブタでも貯金箱とぬいぐるみ・・・何を意味するのか

そして破壊の象徴みたいな"武器"どんな組み合わせだ

秋は「妄想の秋」でもある。と、思う。皆様も素敵な妄想をお楽しみ下さい。

Je suis merveilleux si je peux te rencontrer dans un rêve.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:27Comments(0)筆まぶし

2012年10月02日

「全てのものに理由がある」

先日のジェシー改修以来、すっかり放置プレイ気味の"愛棒"が書斎の隅でこちらをじっと睨んでいる。
悪気は無いのだが、ある意味完成した状態をキープしたい狙いもあるのでなるべく触らないようにしていた。そう、スペ太くんだ。

社外品と独自理論のハイブリッド、それが正解かどうかすらよくわからないが弾道はすこぶる素直で且つ力強い。一般に「力強い弾道」と言うと単に初速が速いモノのイメージがあるが、わたくしはそうは考えない。しっかりとゼロインされたスコープでしっかりとしたフォームで狙い、そして放つ。大概スコープから見た世界では山なり弾道だ。しかし、きっちりと狙ったところに弾丸が向かう事が重要で、決して人を傷つける為にあるのもではない。相手に気付いてもらって自己申告してもらう遊びである以上、当たったのに申告してくれないのは自分がヘボだったと諦め『致命傷を外した』くらいの妄想を決め込み、次弾に集中するほうが技術の向上に繋がる気がする。
話しがそれたが0.2g弾で92~93の間くらいの弾速で十分すぎると考えている。要はイメージした弾道を出せるかどうかで、鬼HOPで50mも60mも飛ばしたところで狙った所にいかなければ意味はないのだ。中には60mピンヘッドできる性能を出せる方々もいるが、わたくしにはそんな技術は無いので、無いなりの撃ち方をすれば良いのだ。

なんだか胡散臭い技術指南のようなのでここらで止めよう。つまりスペ太くんは練習と整備以外では触らないようにしている。
意外かもしれないが練習自体も調整が無ければ20発も撃たない。それで練習になるのか? 答えは『なる』だ。

このブログを始めた頃、面白半分で始めた的撃ち。今もヒドイが当時は本当に酷かった。知識ゼロ・経験ゼロ その道のエキスパートや精神的支柱となる方々と出会い。何をすべきで何が必要無いのかが少しづつではあるが分かり始めた気がする。
たかが遊びだ、目くじら立ててストイックになる必要は無い。ただ、駆け出しの素人が知識も技術も全てゼロってのも、ちとつまらない。銃や装備の事は未だによくわからないが、『この状況なら絶対に外さない』をどうしても手に入れたかった。いいかげんオトコだがここだけは努力した・・・ウソじゃないよ。と、教えてあげたいが、そうすると当たらなくなってしまうから教えられない。
ただ、これで満足してるとお終いなんだ。コレを手に入れたら、次ぎのコレを手に入れないとね。

またしても脱線している。おそらく閲覧されている方は薄々気付いているだろう。このオッサンは感情の起伏が激しい、突き詰めて言えば『躁鬱』なんじゃないかと。まぁどんなニンゲンでも感情の起伏はある、当たり前だが。
子供の頃からそうだった『泣き虫で怒りん坊』に始まり『落ち着きが無い』そして『面倒臭いヤツ』んで『よくわからない生き物』
やたらとテンション高くひとりボケひとり突っ込みしてると思ったら、次の日には浪花節かよって具合だ。
よく言うだろう『季節の変り目だからねぇ』なんてさ。
今日は低空飛行中なのだよ。でも、これだって意味がある気がする。(決まった)

あぁそうそう、ゲームでは立射はほとんど無いけど、的撃ち用にちょっと小細工

分かりにくいが思ったより良い。

Le lever du jour obtient tous les moyens. Faisons son mieux.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:45Comments(2)筆まぶし

2012年10月01日

坂道によわくてねえ。平らな山ならいいんだけど…

強烈な台風17号は各地に爪あとを残し足早に去っていった。我が家の上空を通過する頃、書斎ではジェシーライフルと対峙する愚かな中年が一匹佇んでいた。

説明しよう。ジャシーライフルとは

※東京マルイ製 M16A2がベースに使用されたてっぽさん専用狙撃銃(爆)拡張性の無いA2アッパーをM4A1アッパーに交換し
社外品の固定ストックに交換したら予想外に長くて扱いに困っている。(笑)あまつさえ中華製ダニ〇エルディフェ・・・レイルハンドガードもネジのピッチが合わないとかガタガタしたりとか踏んだり蹴ったりで労力だけは人の三倍はかけている。
しかも先月の『若葉会』ではわざわざノーマルに戻し、その残念スペックにがっかりし、先週からまたしても無駄な銭を使いなんとかしようとしている。もはや哀愁すら漂うガラクタ一歩手前のノンリーサルウェポンだ。(Teppopedia参照)

雨戸を風が叩いている。湿度は上昇し気温も高い。しかし、書斎にはエアコンが無い。鉢巻よろしく頭に巻いたタオルが熱い。しかも作業中はご丁寧にマスクと手袋をしている。あの時"マー"った事を二度と忘れないために・・・では無く、鼻息で小さな部品を飛ばしたり、手にグリスが付くのが単に嫌なだけだ。
ターボのラグのように一瞬豪雨を降らせた途端、ヤツは去っていった。雨戸を開け外を眺める・・・飛来物が若干ある以外は普段の夜の景色だ。
強めの風が吹くいささかワイルドな夜空を堪能し書斎に戻る。一応・・・あくまでもわたくし的理論に素ずく『てっぽさんメカボVer.2』は完成した。早速テストしてみることにする。
バッテリーを繋ぎセレクタープレートを手で押さえる。トリガーに指をあわせる・・・

ニャッ!!・・・シ~ン。   『ありっ?』 どうやらモーターと言うかグリップがよろしくないらしい。
しかたなくノーマルのグリップに交換し、再度テストを始める。

ギャッギャギャ~ッ!!・・・シーン。
作業台を見るとモーター調整用のネジが置いてあった。(んんんシュ~ル)

そんなアホな事を繰り返し、指差呼称で安全確認した後テストする。

当たり前に作動した。実に滑らかに・・・時間は深夜、と言うより明け方だった。自宅では試射は出来ないし借りている倉庫も無理だ。わたくしは泣く泣くベッドにもぐりこんだ・・・深いまどろみがわたくしを包んでいった。

数時間の後、わたくしは30m射撃場に立っていた。別に瞬間移動でもましてやU.F.Oに運んでもらったワケでもない。自家用車で来た。
まぁそれほど集弾性に期待もしていないし在庫も少なくなってきたのでG&Gの6mm×.28g弾は使用せず、もはや不良在庫のICS6mm×.28g弾をICSノマグに装填した。ゼロインもかねて最初の10発は以前の設定のまま撃ってみることにした。

・・・ん? 何か、と言うか全然違う。当たり前だがノーマルとは比較にならない力強い弾道。目の色が変わる、あわててゼロインをする。しまった虎の子の弾丸を持ってくればよかった。グリポッドを外しバッグをレストにして1マグ撃ってみる。

『なんてこった!とんだ"のび太"だぜ!!』なぜかクチをついて出た言霊。無理も無い、世間では酷評され、実際手にしてみればガッカリが多かった。
確かに時間をかけ、手を入れたかもしれない。しかし、コイツがあったから出来た事だ。『立派になったな。』二心なく素直にクチから出た言葉に呼応するかのよにジェシーは叫んだ。

ニャッ!!・・・シーン。

とんだツンデレだぜ。お前ってヤツは・・・。

Ce chemin peut être sans issue.


皆様との幸せな時間がいつまでも続きますように

ではでは  

Posted by てっぽさん at 22:33Comments(0)無印不良品